2015.11.21　修正版をUpしています。（Zipファイル選択時の不具合修正, 定期刊行物コードへの対応）
　　zipファイルを選択して、バーコード読み取りを行おうとするとエラーが出ていたのを修正しました。
　　ISBNコードだけでなく定期刊行物コードにも対応しました。

2015.10.04　修正版をUpしています。（フォルダ選択の操作性改善）

2015.09.26　修正版をUpしています。（Amazon.co.jp, Amazon.comへの対応、ファイル名の書式指定機能追加、など）

2015.09.20　Twitterはじめました。　https://twitter.com/BookTitler

2015.01.19　修正版をUpしています。（zipファイルでのバーコード読取追加）

2015.01.17　修正版をUpしています。（NDL-OPACでの検索再開・長時間応答が返ってこない場合のエラー処理など）

2015.01.13　修正版をUpしています。（ 64bit版Excelへの対応・NDL-OPACでの検索停止[アクセス方法の不備のため] ）

BookTitler

本の自炊の際に、スキャナで取り込んだファイルにファイル名を付けるためのソフトです。
ネット上から書誌情報を収集してきて、それをもとにファイル名を生成して、リネームします。
以前は ISBN Titler を使わさせていただいていたのですが、検索先であるAmazonのフォーマットが変更されるなどしたために、動かなくなっていました。そこで、代わりになるものを、と思って当初は自分用にと作ったものです。
ある程度、使えるかも。。と思いましたので公開してみました。
なお、自分用としてはほぼ満足しているので、これで開発終了の予定です。

■　動作条件
Excel 2010上のVBAを使って作成していて、Excel 2007以降で動くはずです。（Excel 2010, 2013での稼働は確認済み）
Excel 2007で追加された関数を使っているので、それ以前のバージョンでは動きません。
Mac版Excelでは動かないと思います（たぶん）。

■　利用方法　検索キーの指定
ISBNや書名をキーとして、本屋さんなどのサイトにアクセスして書誌情報を調べます。
キーワードは、ファイル名にあらかじめISBNあるいは書名を入れておけば、それを利用することができます。
ファイル内のBarCode画像からISBNを読み取って、検索することもできます。（zbarなどが必要です。）
あるいは、書名、著者名、出版社、ISBNを手入力で指定することも可能です。
なお、キーワードによって複数の書籍がヒットした場合には、さらにキーワードを追加して絞り込みます。

■　利用方法　検索先
検索先は、日本書籍出版協会（books.or.jp）、MARUZN & JUNKUDO、HonyaClub、国立国会図書館（NDL-OPAC）、
Amazon（Amazon.co.jp, Amazon.com）の6か所から選べます。
・　books.or.jpの書誌情報の様式が個人的には好きなのですが、このサイトでは絶版になるなどした本の情報は載っていません。
・　NDL-OPACで最も多くの書籍の情報が得られると思いますが、 判型の表示が文庫、B5などという様式ではないのが残念です。
・　Amazon.co.jpはISBNでの検索がおすすめです。書名で検索すると書名の一部だけが一致している本が多数ヒットすることが
　　あるようです。

■　利用方法　リネーム
最終的に1冊に絞り込めたら、その情報を確認したうえで、ファイル名の書き換えを行います。
ファイル名の書式をあらかじめ指定しておくことができます。
自動で生成されたファイル名を、書き換える前に自由に修正することもできます。
同時に、書誌情報の一部をワークシート上に記録し、保存することができます。

■　利用方法　バーコード読取
zbar、ghostscript、exiftoolを用意していれば、PDFファイルからISBNのバーコードを読み取って、それをキーに書誌情報を検索することができます。
また、zipファイルについてはzbarを用意していれば、ファイルからISBNのバーコードを読み取って、それをキーに書誌情報を検索することができます。

なお、わたしはPDFファイルしか使っていません。
このため、zipファイルについては動作するとは思いますが、十分な確認は取れていません。
ご承知おきください。

■　利用方法　プロパティ追加（PDFファイル限定）
exiftoolを用意していれば、PDFファイルのプロパティに書名、著者名、ISBNなどの情報を追加することができます。